(少年の夢)アイアンマンの魅力

こんばんは鉄男です。

 

この世の中映画、漫画、ゲーム、アニメなど、本当に優れたコンテンツだらけですよね。全てを味わおうと思ったら時間が足りないです。

 

フィクションのコンテンツって多いと思うのですが、フィクション作品にこれだけ感動したり、涙できる人間って凄いですよね。

その理由について、この間読んだ「サピエンス全史」に興味深い考察が書かれていました。

(サピエンス全史については別記事で書こうと思ってます)

 

簡単にいうと、人類は昔ホモ・サピエンス以外にもいたが、最終的にホモ・サピエンスのみが現在まで生き残っている。その理由は、信仰や宗教など現実には存在しないもの(=虚構[フィクション])を信じられる力=「認知革命」によって、100人くらいまでしか協力できなかった狩猟採集時代から、現代の高度な文明社会を築くことができた、ということです。

 

国家や政治、貨幣についても、人類が勝手にこうと決めたものなので、フィクション 

引いた視野で見ると、そうかもしれないなと思いました。

 

 

前座はここまでにして、そろそろアイアンマンを語っていきましょう笑

この作品は私が最も衝撃を受けた映画の1つなんですが、

人生観が変わるとかの類ではなく、ワクワクした心を取戻せる映画です。

 

「少年時代のロマンを全て詰め込んだ映画」

として全ての人類、女性にもオススメしたい映画です。

 

 1.作品背景

アイアンマンの原作は、アメリカンコミック、いわゆるアメコミですね。

昔から結構有名なアメリカンヒーローなんですよね。作品背景については、wikipediaに詳しく乗っていますが、初出はコミック版で1963年と古いですね。その後 アニメやらなんやらあったみたいですが、僕がハマった映画版は、どういう位置づけかというと、MCU(マーベルシネマティックユニバース)の、記念すべき第一作目なんですね!

本当に第一作目にふさわしい面白さ、迫力、演出、脚本だと思います。

マーベル・コミック」のアメリカンコミックアイアンマン』の実写映画化の第1作品目である。そして、様々な「マーベル・コミック」の実写映画を同一の世界観のクロスオーバー作品として扱う一大企画『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズの第1作目である。-出典:Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3 

 

2. あらすじ

主人公のトニー・スタークは、戦争兵器の製造会社を先代の父親ハワード・スタークから受け継いでいます。

既にゴリゴリの金持ちで成功者ですね笑

こういうタイプの主人公、日本のコンテンツだと意外と少ないのかな?と思います。

彼は幼少期から天才的な頭脳の持ち主で、マサチューセッツ工科大学を主席で卒業しています。拡大し名実ともに申し分なしで完璧超人。遊び人としても有名で、レセプションパーティーでインタビューした女性とその晩に寝てしまうなど奔放な自由人の側面もあります。その様子に秘書のポッツ(女性)はやれやれ、といった様子。

 

ところがある日スタークは中東への移動中にテロ組織の爆破に合ってしまい、テロ組織の洞窟に捉えられてしまいます。目が覚めたときに暗い洞窟に軟禁されており、心臓近くに破片が埋まっており、非常に危険な状態。

その状態でテロ組織に兵器の開発を強制されます。

同じ状況にある「インセン」という男(この人もかなりの天才)とともに、ミサイルを作るフリをして脱出兵器である初代アイアンマンスーツを作るんですね。

スーツ作りがバレてしまい、テロ組織からの攻撃がありインセンは死んでしまうのですが、トニーはすんでのところで脱出に成功します。

 

一名を取り留めたトニーは、実際にテロ組織の現場を見て、自社の武器(しかも自分が設計したもの)が横流しされ、テロ組織に流通していることや、それにより罪なき人が沢山殺されている現実を目の当たりにして目が覚め、本当にスーツを人を救うために改良していくことになります。~続く~

描ききれないのでこのへんで!

 

3.見どころ

この作品沢山見どころがあるのですが、

(1)自ら作っちゃう!!

 そう!このトニー社長でもありますが、天才技術者なんです。

最初のアイアンマンスーツの開発過程では、捕われの身で動力も満足に存在しません。そんな極限状態の中で、トニーは元々宣伝用の自社技術であった「アークリアクター」という動力の小型化に成功しちゃいます。

もちろん架空の技術ですが、自分の技術で現状を打破する装置を作り上げてしまうところにロマンがあります。

そしてスーツの開発過程がしっかり描かれている。

最初、A.I.の「ジャービス」と共同でスーツを作るのですが、

表現が乏しくてあれなのですが、「作ってる!」っていう様子が凄くリアルなんですよね。自らのラボで溶接バチバチ、とかホログラムで図面みて何やら設計している感じとか、憧れです。

実際の技術をどう使っているのかとか、難しいところはうまく端折って、スーツの製作過程をとにかくワクワクするように描かれています。

飛行テストをして失敗して、所有しているスーパーカーがぺしゃんこになったりとか、段階的にスーツが完成していくときのワクワクは半端じゃないですね。

 

(2)空を飛ぶ&テロ組織壊滅シーンの爽快感

テスト飛行をいくつか済ませ、トニーが初めて空を飛ぶシーンは鳥肌でした。

CGが洗練されているので、世界観に没入できるため本当に空を飛んで気持ちいい!という感覚になります。無邪気に「フォー!」と言っているシーンも大好きですね。

男のロマンです。

 

また、紛争地域に単身で乗り込むシーンで、悪党をなぎ倒していくシーンも爽快です。

戦車破壊の確信歩きは・・・男のロマンです。

 

(3)少年の夢、ロマン、全部乗せ

少年の頃憧れていたヒーロー。そんな理想像を具現化したのがトニースタークであり、アイアンマンなのかなと思います。

トニー格好いい、アイアンマン格好いい。これに尽きると思います。

重厚感のあるスーツの着地音、鉄を叩く音、着地のポーズスーツのフォルム、トニーのヒゲ・・・全て格好いいです。

 

思い描いていたヒーローが現実にも存在し、ロマンたっぷりに描く。でも社会問題の部分や主人公の葛藤についても描き、安っぽいヒーローショーにはしない。

とてもバランスが取れていると思います。

自分自身が武器である、それを自ら作ってしまう、ユーモアにも富んだ格好良い成功者、天才の苦悩・葛藤、美人秘書、インタビュワーとワンナイト、A.I.が相棒、強い信念、エトセトラ、エトセトラ・・・

 

4.ロマンについて

アイアンマンを記事として書いてみて思い返したのですが、

自分が「格好いいと思うこと(=ロマン)」って人生の軸に入っているような気がします。

他の人と嗜好が違くても、格好いいと思ったら、非合理的だったとしても追求しちゃえばいいんですよね。

ネイルを否定する男がいますが、「自分が綺麗と思う」ならそれで最高なんです。

もうオタクも尊敬され市民権を得ている時代ですし、

自分のロマンを発信していっていい時代だと思います。

 

さて、 アイアンマンの紹介いかがでしたでしょうか。

大体好きなコンテンツの記事を書いていると、作品をもう一度見直したくなってきますね。

 

まだまだ書きたいところですが、このへんで終わりにしたいと思います。続編の2,3含めて、爽快で超絶面白いので見たことがない方は是非、一度見てみてください。